こんにちは!この記事は現在(2024年10月時点)杭州市在住の筆者が中国に移住した際、最初に必要だった手続きなどについてまとめています。海外赴任や留学などで中国に長期滞在される方の参考になれば嬉しいです。今回の記事は前編となります。
中国渡航準備について書いた前回の記事です。順を追って読んでいただけると嬉しいです。
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電子決済サービス・現地SIMの開通
まずは中国生活に欠かせない電子決済サービスと現地SIMについてまとめました。
電子決済サービスとアプリについて
噂には聞いていましたが、今の中国は全ての支払いや決済がほぼ電子決済一択です。主に使われているのは微信支付(Wechat Pay、以下Wechatペイと記載)と支付宝(Alipay、以下アリペイと記載)の2つですが、お店によってはどちらかしか使えないことも。
Wechatペイは微信(Wechat)アプリの中にある決済機能です。WechatはLINEと同じような連絡用のアプリで、チャットと通話の機能は日本でも使えます。中国では原則LINEなどの日本のSNSが使えないので、日本にいる家族や仲の良い友人にもWechatをダウンロードしてもらい、お互いに友人追加しておくと渡航後の連絡も取りやすいです◎
アリペイは地铁(地下鉄)のメトロカードや滴滴(DiDi)という日本でいうUber Taxi(タクシー配車サービス)のようなサービスもアプリの中に集約されているので、こちらも生活になくてはならないアプリです。両方のアプリを日本出発前にスマホにダウンロードしておくことをおすすめします。
余談ですが、中国の交通費について。
地域によって多少差はあるかと思いますが、日本と比べてめちゃくちゃ安いです!
地下鉄は1駅で2元(約40円)、30分ほど乗っても5元(約100円)。更に滴滴も30分ほど乗っても30元ぐらい(約600円)と信じられないぐらいの安さです。タクシーを気軽に呼びたくなってしまうので、この生活に慣れてしまうと日本に帰った時が辛いかも!?
電子決済アプリの初期設定について
Wechatペイもアリペイも利用するためには実名認証が必要となります。
最低限必要なものは以下の3点でした。
・携帯電話番号(日本の携帯でもOKですが、長期滞在の場合は渡航後に現地SIMを開通してから、現地の電話番号で登録することをおすすめします。)
・パスポート
・クレジットカード(日本発行のものでOK)
現在では両方のアプリで日本語対応しているため、多少は初期設定しやすくなったかと思いますが、正直かなり面倒で時間もかかりました…。
アリペイの設定や使い方についてはこちらのサイトの説明が分かりやすかったので、参考にされてください。
現地SIMの開通
こちらも長期滞在の場合は必須になります。私は中国移动※(China Mobile)という会社で契約しました。(※中国の2大携帯会社のうちの一つ。もう一つは中国电信。)
契約の際はパスポートのみ必要で、まだ居留ビザ(後編で説明)の取得前で、現地の銀行口座※も開設していませんでしたが、問題なく契約できました。
※現地の銀行口座は外国人の場合、居留許可が下りていれば開設が可能とのことでした。
私の場合、夫が既に現地に口座を持っていて、電子決済サービスは夫からの送金で利用することができたのと、今回の滞在期間が1年ほどと短く、帰国前に解約する手間を考えて開設しないことにしました。
在留届の提出
在留届とは日本大使館や総領事館などの在外公館が管轄地域に住む日本人の情報を把握し、現地での生活を支援したり、安全を守ることを目的とした届け出のことです。転勤や留学などで海外に住所を定めて3ヶ月以上滞在する場合は提出が義務付けられています。
提出時にメールアドレスを登録しておくと、外務省や総領事館から地域の安全情報など現地での生活に必要な情報が配信されるので安心です。また在外公館で行っている行政サービスも利用することができます。提出は管轄地域の窓口でもできますが、オンラインが便利で簡単でした。
まとめ
今回は中国に移住した際の生活準備について記事にまとめました。いかがでしたでしょうか?参考になれば嬉しいです。
この記事は前編となります。後日、後編の記事を公開予定ですので、そちらもお楽しみに!
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